株式投資は自己責任な社会で生き抜くための手段のひとつである

皆様こんにちは、takahiroです。

 

僕は現在、普段は会社員として働きつつ副業で株式投資を行い生活しています。

当面の目標として、この株式投資だけで最低でも生活費を賄えるくらいには稼げるようにすることを目指しています。

 

周囲の友達や職場の同僚の中で僕が株式投資をしていることを知っている人はごく僅かしておらず、その人達にも僕がここまで本気になって株式投資をしているとは伝えていません。

 

ではなぜ僕が誰に言うこともなく、会社員としての仕事だけでなく株式投資でも日々頑張っているのか。今日はその理由をお話します。

 

僕の話が、これからの人生の生き方について悩んだり迷ったりしている人のためになれば、これ以上嬉しいことはありません。

 

 

これからの世の中、会社員だけではきっと生きていけなくなる

「いい会社に勤めて、定年まで必死に働いて、引退後は貯金と退職金年金で優雅に暮らす」

 

これが昔の日本の社会人として正しい、というより正しいとされてきた生き方ですが、今やそんな時代は過去の遺物としてしか存在していません。

 

働き方は多様化され、転職は当たり前となり、副業や複業、フリーランスという言葉の方が当たり前となりました。

 

 

これはおそらく、会社員としてだけで生きていけるくらいに会社が社員の面倒を見切れなくなったのが理由だと僕は考えています。

 

 

自己責任ということにすれば色々都合が良くなる

なぜ働き方を多様化させることが、会社が社員の面倒を見切れなくなったことと繋がるのか。

 

それは、会社は社員として雇う以上、その社員に対して諸々の責任を負っているからです。

 

労働への対価としての給料はもちろん、ボーナスであったり福利厚生であったり社会保険であったり・・・会社として最もお金がかかるのは人件費に関わる部分であり、これが経営を圧迫している会社も存在します(僕が以前勤めていた会社も、社長が全体会議で「高い給料払ってんのに何やってるんや!お前らの給料に一番カネかかってるんやぞ!」と怒鳴っていました。)

 

昔であれば良かったのかもしれませんが、今やどんな大企業でもいつ経営が傾いて破産や倒産をしてしまうか分からない環境です。

 

そんな中で、以前のように社員に対して十分な待遇を用意することはかなり難しいはず。

 

であれば社会全体で働き方を多様化させ自分で選べるようにすれば、万が一社員を雇い続ける(面倒を見続ける)ことが出来なくなっても社員側の責任に出来る可能性があります。

 

会社員という選択肢しかない状況では、それは自分の意思で選んだわけではないので、そう仕向けていた会社(ひいては社会全体)に責任があるということで、何かあっても守る義務があります(ここでは法律云々の前に、世間の風潮がそうなるということを指しています)。

 

しかし、働き方を自分で選択出来るようになっていれば、会社員として働くということも「数ある選択肢の中から自分が選んだこと」として、もし会社が社員のクビを切ったり待遇を悪くしたりしなければ経営が立ち行かなくなり社員が是正を求めて反発しても、世間は「そうなることを視野に入れて備えていなかった社員達が悪い」という風潮になる可能性が生まれます。

 

というか、実際今やそうなっているように思います。

今回のコロナの影響で仕事を失った人達はたくさんいますが、それに対しても「自己責任だ」という声がネット上には飛び交っています。

 

 

自己責任として片付けられてしまうのなら、自分の身は自分で守るしかない

「そんなのおかしい!」とか「国や会社は何とかするべきだ!」という声もあちこちで挙がっていますが、おそらくこの風潮は今後もう変わることはないと思います。

 

なぜなら国にも会社にも、そんな余裕はないからです。自分達が生き残るだけで精一杯な中で、全員に平等に手を差し伸べるということは不可能です。

 

だから僕は、自分の身にいつ『自己責任論』の波が降りかかってもいいように、可能な限り備えておこうと考えています。副業として株式投資をしているのはその一環です。

 

もしかしたら明日、仕事をクビになるかもしれない。

そうなった時、今の時代最後に頼りに出来るのは自分自身なのです。

 

そこで誰かのせいにして助けてくれと叫んだとしても、何の意味もありません。

そうこうしている間に余計に自分の生活が苦しくなるだけです。

 

そんな惨めなことにならないように、今のうちから自分で出来ることは全てしておきたいのです。

 

 

自分の無力さに打ちのめされないように、自分を鍛えておいて生き抜けるようにする

今や世界はコロナで一変しましたが、これから先同様のことがまたいつ起こるかも分かりません。

 

僕は幸運なことに仕事が無くなることなく、今までとあまり変わらず生活出来ていますが、次も大丈夫なんて保証はないのです。

 

そして大丈夫ではなかった時、自分にはどうすることも出来ないという無力感に絶望し誰かに当たり散らすということはしたくありません。

 

だから今、どんなことが起きても生き残れるように。『自己責任論』がはびこる世の中でも問題なく楽しく幸せに生活できるように。

 

今日も僕は頑張り続けています。

 

皆さんも、自分が今できることは何なのか考え、準備をしておくことをオススメします。

 

何かあった時、最後に頼りにできるのは自分でしかないのですから。