株式投資をする上で大切なこと(心掛け篇)

皆様こんにちは、takahiroです。

 

前々回~前回にかけて、株式投資をするメリットデメリットについてお話しました。
これを見て「よし、やってみよう!」と思った人もいれば、「う~ん、まだちょっと怖いな・・・」と思っている人もいるかもしれません。

 

でも、どうせやるなら損はしたくないのが人間というものです。
そこで今回は、株式投資で損をしないために大切な心掛けを説明していきます。

 

 

 

株価の変動に一喜一憂しないこと

こちらでも説明しましたが、株式投資で入手できる株式の価格は固定されているものではなく、常に変動しています。

 

そして変動する理由は本当に様々で、価格が高い時もあれば低い時もあります。

 

そうすると「このまま下がり続けたらどうしよう・・・」などと不安になって、何も手につかなくなってしまう人がいるのですが、ハッキリ言ってこれは気にするだけ無駄です。

 

どんな優秀な企業の株式であっても、常に上がり続けるということはあり得ません。下がる時はどうあったって下がります。

 

なので上下することにいちいち囚われず、ドンと構えていましょう。

 

その企業に何も問題がなければ、遅かれ早かれ株式の価格はほぼ間違いなく上がります(もちろん例外もありますが)。

 

 


周囲の声に惑わされない

株式投資は情報収集がとても大切なので、様々なサイト(新聞やネットニュースなどのメディアはもちろん、投資家のブログなど)を見ることになります。

 

その中には、僕達と同じように個人レベル(仕事ではない)で投資をしている人や、法人レベル(仕事)で投資をしている人もいます。

 

そしてこの人達が様々な場所で「次は○○株が来る!早く買わないと!」とか「○○はもうヤバい。全部売ろう。」という風にコメントしているのを見かけるようになるでしょう。

 

自分より明らかに投資歴が長いであろう人達のこうしたコメントを見ると、ついつい流されそうになるのですが、正直それが絶対に正しいということはありません。

 

どんなベテランであっても、投資を仕事にしているプロでも、複雑な要素が入り組んでいる株式市場の未来を当てることができる人はおらず、大多数の人が「こうなるだろう」と予測しても、それが外れることなんてザラにあります。

 

もちろん他人の意見を参考にすることは大切ですが、あくまで最後に決めるのはあなた自身であるということを忘れないでおきましょう。

 

 


冷静な判断ができない時は、無理せずしっかり休息を取る

ずっと株式投資の情報に触れていると、疲れてくることは必ずあります。

 

疲れると集中力が途切れ途切れになってきて、集中力が途切れてくると冷静な判断が出来なくなり。

 

冷静な判断ができなくなると、安易に株式を購入してしまい大きな損失を出す可能性が高まるのです。

 

それ以外にも、何となく気分が乗らない日や体調が優れない日は、人間であれば誰しもあることです。

 

そういう時は、キッパリと「今日はや~めた!」と割り切って休みましょう。

 

1日休んだくらいで何かが劇的に変わるなんてことは滅多になく、仮に変わったとしてもどのみち自分のコンディションが悪ければ、まともな対処はできません。

 

どんな強者であっても、休息は必要です。ゆっくり休んで、また明日から頑張ればそれでいいのです。

 

 


自分の『好き』という気持ちを大事にすること

現在、株式市場に参加していて、株式を購入できる企業の数は4000以上あります。


当然、この中からどの企業の株にするか選ぶことになるんですが、選ぶ際に自分の気持ちをないがしろにするのはやめましょう。

 

どれだけ有名で優秀な企業であっても、自分があまり好きでないといざ購入しても愛着を持ったりテンションが上がることはありませんし、もし株式の価格が下がったら激しく後悔します。

 

そういったことがないよう、じっくりとたくさんの企業を見て回って、自分が好きになれる株式を選ぶようにするのです。

 

好きなものであれば何かマイナスなことがあってもブレなくなりますし、楽しくやれるようになります。情報という客観的なものだけでなく、感情という主観的なものも忘れないようにしましょう。

 

 

まとめ

株式投資を実際に行っているのは人間であり、人間が行っている以上そこには必ず心があります。

 

株式投資で必要なのは、徹底した情報収集はもちろんですが、何があっても動じない強靭な心です。

 

焦りは失敗を招き、短期は損気になる。心を強く持って、楽しく投資に取り組んでいきましょう。