株式投資の銘柄選びのコツとは?~分かりやすく解説~
皆様こんにちは、takahiroです。
前回は、こちらでどの株を買うのかが大切だと言うことを最後に書きました。
とはいえ、「どうやって株を選べばいいのか分からない・・・」というのは、株式投資を始めたばかりであれば誰もがぶち当たる壁です。
そこで今回は、具体的に何を基準にして株を選んでいくのかについて、コツをいくつかお伝えしようと思います。
なお、これは科学的な根拠に基づいたものではなく、僕がこれまで株式投資をやってきて上手くいった方法という個人的な見解に基づいてますので、あくまで参考の1つとしてもらえれば幸いです。
※タイトルにある『銘柄(めいがら)』というのは株式のことです。例えば、「A社の銘柄はお得」というのは、「A社の発行している株式はお得」という意味です。これ以後は銘柄という単語で進めていきます。
自分が興味を持てる業種の銘柄を選ぶ
現在僕達が購入できる銘柄は4000ほどありますが、その内訳を見るといくつかの業種に分かれています。
サービス業・製造業・飲食業など多種多様ですが、自分が興味を持てる業種と興味を持てない業種があると思います。
たとえば僕は、筋トレが趣味なのでフィットネスクラブを運営していたりスポーツウェアを販売している業種の銘柄にはとても興味を持っています。しかし、造船業の会社の銘柄にはあまり興味を持てません。
自分が興味を持てるかどうかは、株式投資の銘柄選びにおいて重要な要素になります。
なぜなら、その銘柄の価値が将来上がるか下がるかを予測する際に会社のことを調べるわけですが、興味がなければ調べること自体が苦痛になってしまうからです。
調べる項目は多岐に渡り、かなりの労力がかかります。人間は苦痛に感じるものをしっかりやろうとは思えず、集中力も続きません。これでは、しっかり調べるなんて到底できません。
興味を持てる銘柄であれば、知れば知るほど面白いし楽しくなってきますし、銘柄を買うべきかどうかもしっかり判断できるようになります。
自分が応援したくなる銘柄を選ぶ
株式投資は、その会社の銘柄を購入して自分のお金を会社に渡すということです。
そして会社はそのお金で、利益をあげようと頑張ります。
つまり、株式投資というのは自分が会社と運命共同体になって、一緒に歩むといっても過言ではありません。
そうなれば当然、より良い会社になってもらいたいと願うわけですが、もしここが全く応援したくない会社だったらどうでしょうか?
僕は過去に、「ここは価値が上がりそうだな」と予測しただけで、特に興味もなく応援したいとも思っていない銘柄を購入したことがあります。
その結果、予想に反して価値が下がってしまい「失敗した・・・」と思い早々に手放したのですが、数か月後にふとその銘柄の状況を見てみると、ものすごい価値が上がっていました。
あの時僕が早々に手放してしまったのは、単に価値が上がれば高く売って儲けようということしか考えておらず、その期待を裏切られたと感じたからです。
もし応援したいという気持ちがあれば、たとえ短期的に価値が下がっても、「まだまだ!頑張れ!」と考え、根気強く価値が上がるまで待つこともできたかもしれません。
もちろんこれは一歩間違えると、価値がどんどん下がっているのに愛着が湧きすぎてなかなか手放せないという危険もあるのですが、せっかく自分の大切なお金で買うのであれば、応援したくなる銘柄を選んだ方が良いと思います。
自分が好きだと思える銘柄を選ぶ
どれだけ御託を並べても、最終的にはこれが全てだと思います。
将来的に価値が爆発的に上がりそうとか、株主優待が魅力的とか、銘柄を決める理由は色々ありますが、僕としてはそれと同じくらい『好きと思えるか』は大切です。
好きな銘柄を持つことで常にその会社の状況をチェックしようと思えますし、何かあっても動じることなく冷静に状況を見ることができます。
まとめ
3つの項目に分けて書きましたが、結論から言えばどれも同じよう内容です。
でもそれだけ銘柄選びをする上で、『自分の気持ち』が大事だと僕は主張したいです。
儲けることだけ考えるのであれば、この気持ちは余計なことですし不要でしょう。
でも、儲けだけを追求して株式投資をすることはとても強い意思と覚悟が必要ですし、何より楽しくないので続けることがとても難しいと思います。
僕は儲けだけ追求するのっはつまらないですし、どうせやるんだったら楽しくやりたいと考えているので、上記をとても大切にしています。
なので皆さんにもぜひ、自分が興味を持って応援したくなるような、好きの気持ちを持てる銘柄を探してもらえれば嬉しいなと思います。