僕が現物取引のみで信用取引をしない理由~現物取引・信用取引の違いも分かりやすく解説~

皆様こんにちは、takahiroです。

僕は株式投資をやっていますが、開始してから現在に至るまで、信用取引は1度もしたことがありません。
全て現物取引でしたし、これからも信用取引をすることは全く考えていません。

今回は、その理由についてお話していきます。


現物取引信用取引とは何か

その前にまず、この2つの用語から分かりやすく解説していきます。

現物取引
自分の資金内で行う株式投資(取引)のこと。
そのため投資に掛ける金額を大きくすることは難しく、得られる利益も限られてくるが、その分もし失敗しても損失が限定的で、最悪の場合でも資産が0となるだけ。マイナス(借金)になることはない。

信用取引
自分の資金を超えて行う株式投資のこと。
具体的には、証券会社に担保(保証)という形でお金や株式を納めることで、その額の3倍のお金や株式を借りて投資が出来るようになる。
そのため、現物取引に比べて得られる利益も格段に大きくなるが、その逆に失敗した際の損失も大きくなり、最悪の場合マイナス(借金)を背負うことになる。


つまり、
安全性(借金を背負わないようにする)を重視するなら現物取引
・利益性(儲かる金額を大きくしたい)を重視するなら信用取引

を選ぶということになります。どちらも両立させることは実質不可能です。


上記を見ていただいてもう分かったかと思いますが、僕は株式投資において安全性を重視しています。
確かに可能か限り大稼ぎしたい欲はありますが、投資に絶対に勝利出来る方法はありませんし、負ける時は必ずあります。

現物取引であれば万が一最悪の状態に陥っても資金が0となるだけですし、僕は株式投資を余裕資金(必要な生活費とは別の、自由なお金)で行っているので、
大きな問題にはなりません。

でもこれを信用取引でやっていてもし借金を背負ったら、普段の生活も脅かされることとなり、気持ちに余裕が無くなります。
投資において、精神的な余裕を持てているかはとても大切です。いくらデータや決算資料なども読み込んでいても、
自分自身が冷静でなければ普通はしないミスをする可能性が高まるからです。

何にいくら投資をするか最終的に決めるのはあくまで自分自身なので、当たり前ですよね。

なので僕は現物取引でやっていこうと決めています。


もちろん、「大儲けしたい!」とか「リスクがあった方が楽しい!」という方は信用取引をしたってOKです。
でも、その場合も『どれくらいの失敗までなら、今の自分でも吸収しきれるか』をあらかじめ設定しておくことは必要だと思います。
借金をして、返すアテがなくなって破産した・・・となったら本当に笑えません。

何より投資は楽しんでやれなければ絶対に続きません(仕事でやっている機関投資家などは別です)。
そういった点も全て考慮した上で、どうしていくか決めればいいのではないかな?と個人的には思う次第です。