テクニカル分析とは?~分かりやすく解説~

皆様こんにちは、takahiroです。

 

前回、ファンダメンタルズ分析についてお話しましたが、これと対をなす手法と言われているのが今回取り上げるテクニカル分析となります。

 

こちらも例のごとく難しそうな気配を醸し出していますが、内容をしっかり見ればそんなことはありません。

 

初心者の方でもなるべく分かりやすく説明したいと思います。

 

 

テクニカル分析とは?

簡単に言うと、過去の株価の値動きから、将来の株価の値動きを予測し株式投資を行う手法となります。

 

株価の値動きというのは、過去から現在まで一定のパターンがあって、統計的に「この場合はこのように動く可能性が高い」という考え方があります。

 

それを取り入れ、株式投資をしていこうというのがテクニカル分析です。

 

つまり、過去から学び将来に活かそうということですね。

 

 

テクニカル分析は具体的にどうやるの?

では、どうやってテクニカル分析をしていくのか。

こちらもファンダメンタルズ分析と同様に、調べようと思えばいくらでも調べる項目がありますが、代表的なものとして以下が挙げられます。

 

・チャート

移動平均線

ボリンジャーバンド

一目均衡表

ゴールデンクロスデッドクロス

・DMI

 

もちろん、これら全部を使って分析しようとするのはかなり大変なので、実際には自分に合った方式を探し使っていく形になります。

 

先程説明したようにテクニカル分析は過去の値動きから将来の値動きを予測するので、これらで値動きを調べその会社の銘柄を買うべきか売るべきか判断します。

 

 

テクニカル分析はどんな時に使うのが良いの?

一般的には、短期投資(1日~1週間くらいで売買する)に向いている手法と言われています。

 

テクニカル分析は会社の本質的な価値を見るのではなく、あくまで値動きを見るだけなので、長期的な視点で追おうとすると限界があります。

 

長期投資でやる場合は、ファンダメンタルズ分析の方が向いています。

 

 

テクニカル分析のメリット・デメリットは?

メリットとしては、株価の値動きを追うだけなので会社が発行している決算などの複雑な各種書類の見方を学び紐解いていく必要がないことです。

 

会社の価値を見るわけではないため、その会社に対する自分の先入観やイメージという主観的な視点も除かれ、そういった意味では公平に分析できます。

 

また、上記の通り短期投資に向いている手法なので、素早く利益を出したいという人には良いものでしょう。

 

 

デメリットとしては、テクニカル分析とは言うものの、実際には人間の心理的な部分という曖昧で理論的ではないものも要素として含まれているということ。

 

過去の株価の値動きを作っているのは結局のところ僕達人間です。

人間である以上、必ずしも理論的に動くとは限らず、時には感情的(期待感や不安感)で株式投資をすることもあります。

 

テクニカル分析は統計的に予測する手法ですが、あくまで統計であるため、イレギュラーな事態(世界的な事件や事故など)に見舞われた際には予測が役に立たないこともあるというのを理解しておきましょう。

 

 

まとめ

僕はテクニカル分析を使って株式投資をしてみたこともありますが、値動きを追うのがあまり楽しく感じられず途中でやめてしまいました。

 

しかしファンダメンタルズ分析のように会社のことを調べるわけではないので変に愛着を持つ危険もなく、短期投資に向いてるためとにかく早く株式投資の結果を出したいという人、値動きを淡々と調べることが苦ではない人であれば、この手法を試してみる価値があると思います。

 

このブログでは何度も言っていますが、株式投資には絶対的な正解はありません。

 

自分が楽しくしっくり来る方法で株式投資をやっていきましょう。