ファンダメンタルズ分析とは?~分かりやすく解説~

皆様こんにちは、takahiroです。

 

株式投資をやろう!と決意し、口座を開設し、お金を入れて、さぁ準備は整った・・・という人が次に考えることは、おそらく「どの銘柄(株式)を買えばいいんだろう?」ということだと思います。

 

最初に言っておくと、株式投資には絶対的な正解がないので、こちらでお話したように自分の感覚で好きな銘柄を買っても全然構いません。

 

ただ、それだと理論的な根拠が無くて不安だし、自分の感覚でやるなんてギャンブルみたい・・・と感じる人もいると思います。

 

そんな人にオススメなのが、ファンダメンタルズ分析による株式投資です。

 

 

ファンダメンタルズ分析とは? 

用語だけ見ると難しく感じますが、簡単に言うと

『会社の業績や指標を調べて、その会社の本質的な(本来の)価値を見極めて投資する』という手法です。

 

株というのは不思議なもので、例えば本来であれば1株2000円の価値がある会社が、市場では1株1000円という価値で提示されていることがあります。

 

つまり、市場では価値を低く評価されているけど、本当はもっと高い価値がある(高く評価されるべき)会社があるのです(これを市場では『割安株』と言います)。

 

ただ、本当にその会社に価値があれば、いつか必ず株価がその価値に追いついてくるはず。

 

そこで会社の本当の価値を見定めて、今のうちに安く株を買い、市場で価値が上がってくる(本来の価値に近づいてくる)まで待ってようぜ!というのがファンダメンタルズ分析の手法となります。

 

 

ファンダメンタルズ分析はどういう場面で使うの?

この手法は、一般的に長期投資(1か月~数年単位で株を保有しておく)をする場合に向いていると言われています。

 

会社の株価が本来あるべき価値まで上がるまでには基本的に時間がかかるので、短期(1日~1週間単位)ではあまり意味を為さないからです。

 

なので、ファンダメンタルズ分析をする際は長期投資を前提とするのがいいと思います。

 

 

ファンダメンタルズ分析のメリット・デメリットは?

メリットとしては、実際のデータに基づいて分析するので根拠として明確なものがあることです。数字を追ったりするのが好きな人には向いている手法です。

 

デメリットとしては、調べようと思えばいくらでも調べるデータが出てくるので、手間も時間もかかるし、深みにハマるとかえってその会社の銘柄を買うべきか買わないべきか分からなくなることがあります。

 

 

ファンダメンタルズ分析で調べるデータにはどんなものがあるの?

ザっとあげるとこんな感じです。

・財務諸表(貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書)

・PER(ピーイーアール)、PBR(ピービーアール)などの指標

日本経済新聞

・ネットニュース(Yahoo!ファイナンス、みんかぶ等)

この他にもたくさんあります。

もちろん何をどこまで調べるかは人によって異なるので、必ずしも全部を見なければならないという義務はありません。

 

 

まとめ 

以上がファンダメンタルズ分析についての解説です。

僕は理論的に考えるのが好きなのでこの手法を楽しく使えていますが、この手法はかなり根気が必要なので、向いてないなと思う人は他の手法で楽しく株式投資をしていきましょう。